是非知って欲しい看護師を取り巻く様々な法律

看護師に関わる法律

看護師の方が医療機関からの求人に応募する際に把握しておくべき点としては、法律に関連するものがあります。
看護師の方は、国家試験を通過するための学習過程の中で、さまざまな法的な規制の必要性を学ぶ事があります。

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 医療法

医療法

「医療法」という法律は1948年に国民医療法に変わる形で制定されたものであり、病院や診療所の解説や構造、設備、人員に関する事項が定められいます。その人員と言う部分には当然「看護師」という医療従事者も含まれてきます。 では看護師が医療法に関して知っておきたい部分はどこになるかというと、特に抑えておきたいのが「人員配置の基準」についてです。

現代の医療法において、病院に勤める看護師は「10対1」の比率が必要であるとされています。この10対1とは「入院患者10人に対して1人の看護師が実際に働いていることが必要である」ということであり、 入院患者100人を収容する能力を持つ病院なのであれば、その医療の質を保つために最低でも10人の看護師が実際に働けなくてはならないのです。

かつてこの医療法においては「2対1」、つまり「入院患者2人に対して1人の看護師が必要である」というような形で文言が書かれていましたが、この頃の記述はあくまでも「雇用されている」ということが重要であり、 「実際に働いているかどうか」という点に関しては全く規制がありませんでした。この「実際に働いている看護師の数」については「実質配置」という言葉で表されることもあります。 つまり現代の病院では実質配置で10対1の比率を保つことが最低限必要と言うことになるのです。もし勤務している中でこの10対1の配置が明らかに実現されていないというような場合には、 医療法違反となりますから早期の是正が必要になるでしょう。

現代では診療報酬の決定に際して「新看護基準」というものが設けられており、7対1の実質配置比率が達成できている場合には最も高い診療報酬評価が支払われるという取り決めがされていますが、 法律上はあくまでも「10対1」が最低ラインということになるのです。